画像やイラスト、ちゃんと守れてる?今さら聞けないウォーターマークの基本と簡単なやり方
100 ライフハック
手作りの作品やイラスト、大切な画像をSNSにアップするとき、気になる「ウォーターマーク」。
SNSなどの規約変更などで話題になってますが、どうしてウォーターマークを入れるのか、入れ方について少しご紹介します!
今さらだけどウォーターマークって何?
ウォーターマークとは、画像の上に薄く入れた文字やロゴのこと。「透かし」とも言います。例えば、カフェのメニュー写真のすみにお店の名前が入っている…そんな感じです。ふんわり見えるけど、しっかり自分のマークがついている、そんなのがウォーターマークです。
ウォーターマークを入れる理由
忙しい毎日、画像にちょっと手を加えるのは面倒と思われるかもしれません。でも、ウォーターマークにはしっかりした理由があるんです!
1. ネットでの不正利用を防ぐため
自分の撮った写真やイラストが、知らないうちに誰かに使われてしまう…そんなトラブルがネット上ではたまにあります。ウォーターマークを入れておけば、「この画像は私のもの!」と示せるので、無断コピーされるリスクを減らせます。
2. 生成AIに学習されるのを防ぐため
最近では、インターネット上にある画像がAIの学習に使われることも増えています。ウォーターマークがあると、その画像が自動で認識されて、学習用データにされにくくなるんです。オリジナルの作品や家族写真を守るためにも役立ちますね。
ウォーターマークの入れ方
1.ウォーターマークを入れ方については使用しているアプリ等の説明を参照してください
※Photoshopの場合 ⇒ 【こちら】
※クリップスタジオの場合 ⇒ 【こちら】
2. 黒の文字やロゴを使って見やすく!
ウォーターマークは「黒い文字やロゴ」で入れると、どんな背景にも馴染みやすく、視認性がアップします。白だと画像によってはぼやけてしまうので、黒がおすすめ。また、透明度を50%くらいにして、さりげない雰囲気にするのがポイントです。
3.位置についての工夫
ウォーターマークの位置も重要です。以下の3パターンを参考にしてみてください。
- 〇タイル状に配置
- 〇ロゴを目立つ場所に
- 〇ノイズを加える
- 透明度の調整:目立ちすぎず、でもちゃんと見えるくらいに。
- 黒を基調にシンプルに:黒のシンプルなフォントやロゴで、画像の印象を崩さないようにしましょう!
画像全体にウォーターマークをタイル状に配置すると、どこを切り取られてもウォーターマークが残ります。画像がどれだけリサイズされても保護されるので、オリジナルの証拠をしっかり残したいときに便利です。
ブランドのロゴや自分の名前を一つだけ置く方法もあります。目立ちすぎないサイズで画像に入れると、さりげなくオリジナル感をアピールできます。
※これは目立つパターンですねw
画像全体に軽くノイズをかけると、不正利用を避けつつ、画像の雰囲気を大きく崩しません。ノイズを目立たせすぎないよう、透明度を調整して使うのがポイントです。
ワンポイント:こんなところに気をつけて!
ちょっとしたひと手間ですが、大切な画像や作品をしっかり守るための心感がグンと上がります。次に画像をアップするとき、ぜひウォーターマークを試してみてくださいね!