12月1日は映画の日!~老化を促進するタイパとコスパ~

CT 日常時事ネタ

突然ですが、皆さん、最近感じていませんか?

映画を1本見られない・・・

私だけですかね・・・

家事に子育てに仕事に、単純に忙しくて時間がなくて見られない、というのも大いにあると思うのですが、
「ショート動画に見慣れてしまった」とういうのが大きな原因のような気がしています。

映画のあらすじをまとめたショート動画に驚愕

映画のあらすじを簡潔にまとめて発信している動画を見たときにはギョっとしましたが、
いざ見てみるとそれであらかた満足してしまっている自分がいて更にゾっとしました。

そして、最近もっともっと恐ろしい見解を目にしてしまいました。

「昔見た懐かしの映画ばかり再生するのは老化現象である」

うっそ・・・・。
いや、そうかも。。そうなのよ。
身に覚えが有りすぎる。

子どもたちが寝て、ちゃんと時間があるのに、いざ見ようとソファに座って構えてみても、
結局途中でやめてしまう。ここ数年でどんどんこれが進んでいます。

元々気に入ったものは繰り返し見返したいタイプなので、そのことについてはあまり危機感をもっていなかったのですが、
言われてみれば、最近は完全に
『内容も感動ポイントも全て知っている、安心安全なコンテンツ』
を脳が求めてる感があります。

「おじさんたちはね、定番がいいの。もう・・・安心したいの。」
—ケンジも言ってたな。(きのう何食べた@見るの100回目)
あぁ、まさにこれ。本当に。

新しいものは「これはいったいどういう内容なのか」を先に掴みたい(そして安心したい)欲の方が出てしまって、何だかそわそわしてじっと座って見てられない。

ショート動画の弊害 + 老化。

これは大変由々しき問題なような気がします。

昔は一応「映画好き」として、新しいジャンルにも果敢に挑戦したり、
フラッと映画館に行って、その時に一番早く上映する映画を見てみたりと、映画自体が好きなこともありますが、それ以上にとにかく世界を広げようと頑張っていたように思います。

今は自宅で手軽に映画を見れるようになって、自分の辞めたいときに辞めれる、
早送りや倍速再生までできる環境なのに、新しい世界を開拓する気力が薄れてしまっています。

このままでは脳も心も老化の一途をたどってしまう!!

それに、曲がりなりにもウェブデザインという、クリエイティブな仕事をしている者として、これでいいはずがありません。

映画の日に、新しい一歩を踏み出す

でも、そんな私にぴったりな日が、実はもうすぐやってきます。
そう、12月1日は「映画の日」です。

1896年(明治29年)11月25日~12月1日、エジソンが発明したキネトスコープが、初めて神戸で輸入上映され、この年から数えて60年目にあたる1956年(昭和31年)より、“12月1日は「映画の日」”と制定し、日本における映画産業発祥(日本で初めての有料公開)を記念する日としました。 引用元:一般社団法人 映画産業団体連合会

この日は、多くの映画館で割引が実施されるチャンスの日でもあり、映画ファンには特別な意味を持つ日です。

これを機に、久しぶりに映画館に足を運んでみようかなと思っています。
「次に上映する映画」に身を任せてみるのもいいかもしれません。
未知の領域に飛び込むドキドキ感で脳を活性化させたい!

皆さんもぜひ、この映画の日を活用して、何か新しい映画に挑戦してみませんか?
いつもの定番もいいけれど、たまには未知の世界で新しい発見があるかもしれません。

それでは、12月1日(今年はちょうど日曜日!)の映画の日に、映画館でお会いしましょう!

~独り言~
どれどれ、なにがやってるのかな・・・?
むむ・・グラディエーターⅡ??これは懐かしい・・・って新しい出会いはぃ!
—ってなるけど、最近映画の方もさ、リバイバルとか昔はやったのの続編とかそんなの多すぎません?私だけでなく、社会全体がコスパタイパを求めた結果、安心安全なコンテンツ作りしかしなくなっているのですよね。しょうがないことかもしれませんが、やっぱりそれはさみしすぎるので、応援の意味も込めてきちんと映画館に行くべきですよねきっと・・・