【第3回】太極拳と私~新たなフェーズへ~

CT 日常

前回から大分と期間が空いてしまいました。

続いてますよ。太極拳。

市の公民館主催の無料講座が終わってしまったので、
その講座参加者の中から有志のメンバーでサークルを作って続けていくことになりました。

サークルですって・・・。

左も右も分からず(実際に左右盲)、タイタニックに心乱された私がここまで来ましたよ。
全然上手くなってないですし、最初に憧れたの(剣の舞)には到底届かないと悟ったけれど・・・。

思てたのと全然違うのになぜお金を払ってまで続けることにしたのか

少しづつ振りを覚えてきて、ほとんど迷うことなく先生の動きについていけるようになった時に、ハタと気づきます。

先生と私、同じ振りをしてるのに『全然違う』

先生はその道ウン十年。
方や私はペーペーもペーペー。
比べる方がおかしいのは分かります。
でも、それにしても、「振りは同じなのに全く違う」というのがミステリーすぎて・・・。

その不思議に気づいた時に、ふと
「こいつとは長く付き合えそうだ」と思ったのです()

「おばあちゃんになった時に綺麗にできてたらかっこええな」

簡単そうに見えて実は難しい、ってカッコ良くないですか(こればっかりか!)
まさに私の先生のことなのですが、もちろん先生には及ばないにしても、今から続けて歳をとったころに完成する(かは分からないけど・・・)なんて素敵やん、と思いまして。
それに、長く続けられる趣味を探していたのでそれこそピッタリだと思えたのです。(後付け感すごい)

そして新たなフェーズへ

サークルとして、新しい段階へ入ったわけですが、
振りはさらに複雑に。

手数が増え、動きがより繊細になりました。

くっそぉ・・・・・また手も足も出ないところに逆戻り!!

ですが、焦る気持ちは大分なくなりました。

先生が

  • 「今やっているの(簡化二十四式太極拳)は、そうですねぇ、、10年くらいかかると思って・・・」
  • 「続けていればそのうち誰でもできるようになります。」
  • 「忘れていいです。今日覚えなくても大丈夫」

と、繰り返し言ってくださるおかげで、とにかく今だけに集中しよう、
と思うことができ、自宅でのコソ練も、
「通して2回まで。したくない時はしない。」と、
極々ミニマムなステップで続けるようにしたところ、こちらも案外続いています。

こんな調子で細く、長く、続けていく目標です。

おまけ

中国語もすこし覚えましたよ!

ヅォ(左)

ヨゥ(右)

です!(`・ω・´)キリッ

敢えて勉強したわけではなく、
先生が繰り返しポーズの呼称を教えてくださるので、それでいつの間にか覚えていたのです。
最初はただの呪文に聞こえてましたし、どれがどのポーズの名前なのか覚えられる気がしなかった(覚える気もなかった)のですが、今では覚えたポーズの分くらいは聞けばなんとなく分かるようになりました。

太極拳の右も左も分からず、
左右盲の私が一番初めに覚えた中国語が「左」「右」とは笑えます。