【小学生と麻雀】小3の息子に麻雀ブームがきた話

CT 日常

最近、小学三年生の息子が麻雀にハマっています。
⇒ 恐竜好きで、ゲーム好きな息子の話はこちら

ある日、突然我が家に麻雀セットが届き(犯人は夫)、それに付いていた簡単なルールブックを読んで、とりあえず始まった麻雀大会。
今ではほぼ毎晩、息子が寝る前の約1時間を、息子、夫、私の三人で麻雀卓を囲んでいます。

麻雀というとギャンブルというイメージもあり、特に子どもとは縁遠い遊びに感じるかもしれませんが、最近は「賭けない、吞まない、吸わない」をモットーにした『健康麻将(マージャン)』等の協会もあるくらいで、麻雀というゲーム自体は子どもにとって様々な良い影響をもたらす遊びのような気がしています。

今日はそんな我が家の、麻雀によってもたらされた嬉しい変化を紹介したいと思います

麻雀タイムを確保するための効率化

夫の「(息子が)絶対好きだと思って(買った)」という言葉どおり、あっという間に麻雀にハマった息子は、この“麻雀タイム”を確保するために、効率よく日常のタスクをこなすようになりました。
今までは私が「もう○○時やで!」と怒鳴りつけるまで微動だにしなかった息子も、 学校の準備や寝る前の準備はもちろん、お家の仕事(自分の担当である洗濯物たたみ以外にも2歳の妹のおもちゃの片づけをやってくれたり)も時間内に終わるように動けるようになりました。
一人ではできないゲームなので、全員のタスクが終わらないといけないのがミソなのです。

実力に泣かされ、運に泣かされて、強くなる心

息子は元々「何かアイテムを集めて(揃えて)戦う」ゲームが好きで、麻雀の前はトランプの大富豪がブームでした。

なので役を覚えるのも早く、最近では点数計算も少しづつできるようになり、おそらくすでに私よりも上手な気がします。
上がれなかった時も、毎回どんなふうに進めたのか、どうしたらよかったのか、などのフィードバックを夫からもらい、それを素直に聞き入れて確実に強くなってきています。

また、思い通りにならない(ゲームなどに負ける等)と、すぐに泣いてしまう癖があり、学校の面談でも先生から「よく泣いてますね~」と報告される息子ですが、
“負けても腐らず次に行くことが大事!”
と励まし合いながら遊ぶうちに、少しづつ感情をコントロールできるようになってきました。

先日の対局では、国士無双(とても難しい役、なかなか上がれない)でテンパイ(あと1つで上がり)していたところを、私にロン(息子が捨てた牌で私が上がる)されてしまいました。
それはそれは悔しかったと思いますが(私でも泣きそう)、涙目になりながらもついに泣くことはなく、頑張って頑張って冷静に次の回に進み、なんとその次の局で満貫(一番大きな点数)をあがるという見事なリカバリーを見せてくれました。

麻雀牌を掲げる男の子の画像

親として、こうした息子の成長を目の当たりにできるのは本当に嬉しいです。

麻雀がもたらす良い影響

実際、小学生でも麻雀をやる子は増えていて、息子みたいな子たちが沢山いるようです。

こちらの記事では
「子どもがマージャンを打つことには大きく2つのメリットがある」
と紹介されています

子どもの社会性が育つこと。
マージャンは運の要素も大きく、どれだけ自分が頑張っても勝てないことがありますが、対局が終わるまでは打ち続けなくてはいけません。自分がどう振る舞うべきかといった社会マナーを学べます。
多世代間交流ができること。
世の中にはさまざまなゲームや競技がありますが、年齢や性別の制限があるものも少なくありません。マージャンは小学生が大人に圧勝することもある特異な競技のため、多世代が同じ土俵で競い合えます

また、こちらの記事では、麻雀が子どもに与える影響についての研究が紹介されており、子どものIQ(特に処理速度の項目)がupすると言われています。

子どもだけではありません。
大人の認知症予防にも効果があるとのこと。
記憶力に一抹の不安を覚えるこの頃、息子よりむしろ私がやるべきなのかもしれません。

家族の絆を深める麻雀

色々書きましたが、私としては家族で一緒に楽しめる時間があることが一番の喜びです。

今は牌を混ぜ混ぜする役割しかできない娘もいずれは参加してくれるかな?
(1局終わって牌を混ぜる音が鳴り始めると「じゃらーーー!!」といって駆けつけ、使命感を持ってじゃらじゃら混ぜ混ぜしてくれています)

今後子ども達がもっと大きくなっって、私たちがジジババになっても、一緒に遊べて尚且つ脳にもいいわけですから、とてもいいツールだと思います。

皆さんのご家庭でも、ぜひ麻雀を取り入れてみてはいかがでしょうか?
子どもの思いがけない成長を見れたり、新しい家族のコミュニケーションの形が見つかるかもしれません。

みんなで麻雀をしている画像