加速するX離れ?SNS時代の今、誤情報に惑わされないために

さき 時事ネタ

以前のこちらの記事(インスタグラム辞めたい人急増?!今こそHPで独自の集客を強化しよう)に引き続き、SNS時代の今、情報に惑わされないようにするためにはどうすればいいのか、というテーマでお話しします。

マスメディアの時代は本当に終わった?

加速するX離れ?SNS時代の今、誤情報に惑わされないために1

テレビや新聞でしか情報が取れなかった頃に比べ、今はスマホやパソコンがあれば、あらゆる情報を収集できる時代です。

最近の風潮では、『テレビの方がデマばかり』『印象操作をされる』と言ったマスメディアに対するネガティブな意見が多くなっていますよね。

それが真実かどうかは一旦置いておいて、ここで注意したいのが、だからと言ってネットやSNSの情報が正しいとは限らないと言うことです。

SNS時代に入り、誰でも簡単に情報発信出来るようになりました。つまり、誤情報も簡単に拡散されるようになったのです。

なぜ?欧州でX離れが加速!

加速するX離れ?SNS時代の今、誤情報に惑わされないために2 引用元:毎日新聞

欧州でX離れが加速しているのをご存じでしょうか?

冒頭の関連記事内でInstagramがファクトチェックをやめるとあるように、Xではファクトチェックが行われていない為に、公正性、正確性への懸念が強まっているのが理由のようです。

簡単に言うと、ヘイトスピーチだって誤情報だって巧妙なディープフェイクだって、全部垂れ流し状態と言うわけです。

そこにInstagramまでいずれそうなりますよ。と宣言しているようなものですから、海外でSNS離れが加速するのも頷けます。

これは言論の自由を奪わない為の廃止ですが、情報の正確性と言論の自由、どちらが大切か?を問うても一生答えが出ない問題でしょうね。

デマ拡散防止のコミュニティノート

コミュニティノートとは、Xの機能で、誤解を招く可能性のあるツイートに背景情報を追加できるものです。ユーザー同士が協力してファクトチェックを行うことで、デマ拡散の防止に役立ちます。

Instagramも導入すると発表していますが、そもそもコミュニティノートを採用しているXの治安が良くなったのか、と言う疑問もあります。

コミュニティノートが有効に働いていれば、欧州でのX離れは起きていないはずです。こうなってくると私たちユーザーは困りものですよね。

テレビもネットも信用できない。
じゃあ何を信じれば???となってしまいます。

これだけの情報の海の中に放り投げられた今、自分の身は自分で守るしかありません。

そこで、私たちが出来ることを5つご紹介します。

情報を仕入れたらやる5ステップ

加速するX離れ?SNS時代の今、誤情報に惑わされないために3

テレビでもネットでもSNSでも、情報を仕入れたら、以下の5ステップを踏むようにしましょう。

  1. 情報源を確認する
  2. 複数の情報源を参照する
  3. 感情的な反応を避ける
  4. 情報の発信日を確認する
  5. 批判的に思考する

情報源を確認する

公的機関の情報を利用:
報道機関や政府機関、専門的な団体など、信頼性が高いとされる情報源からの情報を優先しましょう。
発信者の信頼性を確認:
投稿者が誰かを確認し、その人や団体の背景や専門性を調べましょう。

複数の情報源を参照する

同じトピックに関する情報を複数の信頼できる情報源から確認することが大切です。
もし情報が一致すれば、その情報の信憑性が高い可能性が高いです。

感情的な反応を避ける

誤情報はしばしば感情を揺さぶる内容を含んでいます。驚きや怒りを引き起こすような情報に対しては、冷静に考え、まずはその情報から離れましょう。

感情的になっている時は冷静な判断が出来なくなります。一旦スマホなりパソコンなりを閉じて落ち着くようにして、勢いでコメントやポストをしないようにしましょう。

情報の発信日を確認する

特にインターネット上では古い情報が再投稿されて新しい情報のように見えることがあります。情報の発信日や更新日を確認して、最新の情報をチェックしましょう。

批判的に思考する

最終的にはここに尽きるような気もしますが、まずはその情報を疑いましょう

これは事実か?嘘ではないのか?
ある側面から見た情報が切り取られているだけではないのか?
付随するコメントに感化されているだけではないのか?(印象操作含む)
など、情報を疑い、批判的に考えることが大切です。

特に一部だけを抜き出して感情的な言葉で強調された内容には注意が必要です。

まとめ

今回は、誤情報に惑わされないようにするためにはどうすればいいのか、というテーマでお話ししました。

今の時代子どもにもSNSを使うな!と止める方が難しくなってきています。

危険性のあるものから離すよりも、危険を回避する能力をつけるのも大切ですね。

子どもにネットリテラシーを身に着けさせる為に、まずは大人がきちんと振る舞い、判断しなくてはなりません。