迷惑メール&フィッシング詐欺 最新パターンと防衛術(2025年版)
日常
まいまい
「大切なお知らせ」「あなたのアカウントに問題が発生しました」
こんなメール、最近やたら増えていませんか?
2025年現在、迷惑メールやフィッシング詐欺はますます巧妙化しています。

「騙されないためにできること」を、つなぐるブログ担当者の視点からわかりやすくお伝えします
なぜ今、フィッシング詐欺が増えているのか?
まず背景として、今フィッシング詐欺が急増している理由を整理しておきましょう。
- 生成AIの進化により、自然な日本語メールが作れるようになった
- 個人情報流出事件が増え、ターゲティングが精密化している
- キャッシュレス決済・ネット通販利用者の増加
- スマホ利用者層が拡大し、狙いやすくなった
一言でまとめるなら、
「誰でも騙される時代になった」
ということです。
かつての「いかにも怪しいメール」ではなく、一見本物そっくりに見えるメールが日常的に届くようになっています。
【事例】2025年の最新フィッシング詐欺パターン
① 荷物の再配達詐欺
「お荷物のお届けに関してご連絡しました」そんなSMSやメールが届き、リンクをクリックすると偽サイトに誘導。
クレジットカード情報や個人情報を入力させる手口です。
・式ロゴ・デザインが本物そっくり
・URLが「.co」や「.top」など見慣れないドメイン
・数時間以内の「急かし」がある
② 銀行・クレジットカード会社からの「緊急連絡」
「あなたのアカウントが停止されました」「異常なアクセスが検知されました」といった緊急性を煽るメール。
最近はメールだけでなく偽コールセンターに誘導するケースも。
特徴:・メールアドレスが微妙に違う(例:rakuten-card.co → rakuten-card.cc)
・リンク先が公式そっくりの偽ページ
・入力を完了させると即、情報が悪用される
③ SNSアカウント停止詐欺
InstagramやLINE、X(旧Twitter)などの運営を名乗るメールが届き、 「ポリシー違反のため、24時間以内に確認してください」と誘導するパターン。
特徴:・「アカウント復元はこちら」など、リンククリックを誘う
・個人情報+ログイン情報を入力させる
・リンクが短縮URLになっていることが多い
【対策】絶対に押さえておきたい防衛術
では、これだけ巧妙になった詐欺に、私たちはどう立ち向かえばいいのでしょうか?
① メール・SMSは「まず公式アプリで確認」
「荷物の再配達」なら配送会社公式アプリを、「カード不正利用」ならカード会社のマイページを、メールのリンクを踏まずに自分でアプリを開いて確認するクセをつけましょう。
② リンクを開く前にURLをよく見る
・「https://」で始まっているか?
・ドメイン名は正しいか?
・不審な短縮URLではないか?
怪しいと感じたら即閉じてください。
安全なサイトはブラウザの鍵マークが表示されているかも要チェック。
③ 二段階認証を必ず設定する
たとえパスワードが漏れても、ワンタイムパスワード認証などを設定していれば乗っ取りを防げます。
主要なサービス(Google、Apple、銀行アプリ、各種SNS)では必ず有効化しましょう。
④ セキュリティソフト・ブラウザのアップデートは即対応
古いソフトやブラウザには、既知の脆弱性(セキュリティホール)があることが多いです。アップデート通知はすぐ対応が鉄則!
無料版でもいいので、スマホにもセキュリティアプリを入れておくと安心です。
【まとめ】自分は大丈夫、が一番危ない
迷惑メールやフィッシング詐欺は、「ITリテラシーが低い人が騙されるもの」
と思われがちですが、それは大きな誤解です。
2025年の詐欺は、誰でも、うっかり、1クリックで引っかかる仕掛けになっています。
基本の心得まとめ
- メールやSMSのリンクは安易に踏まない
- 公式アプリ・公式サイトから確認する
- 二段階認証を設定する
- セキュリティ対策は怠らない
それでも不安なときは、誰かに相談する勇気も大切。
「これ、怪しくない?」と、ぜひ周りに声をかけてくださいね。