キュンがくれた元気の正体?ドラマから考える“ときめき”の効果
日常
まいまい
趣味は「ドラマ鑑賞」と自称するほど、毎期ほぼすべてのドラマをチェックしている私なのですが、最近マンガまでチェックしてしまうドラマがあります。
その名も『なみうららかに めおと日和』
夫婦のすれ違いや、互いの理解を深めていく日常が、やさしい空気感で描かれていて、なんとも心地いいんです。
で、何が言いたいかというと――観ながら不覚にも「キュン…」としてしまったんです。
ええ、いい歳して。
実はこの“キュン”、軽く見られがちですが、体や心にとって思った以上にポジティブな影響をもたらしてくれるんです。
今回は、「キュン」ってなに?から、科学的にも証明されつつあるその効果について、ちょっとだけ掘り下げてみたいと思います。
「キュン」とは何なのか?
「キュン」とする――この言葉、もうすっかり市民権を得ていますよね。
(いや、もはや死語??・・・笑)
元は漫画やアニメの中で恋愛感情を抱く瞬間に登場した擬音語でしたが、今では老若(?)男女を問わず使われる感情表現に。
生理学的には、「キュン」は一種のドーパミン(快楽や幸福感に関わる神経伝達物質)やオキシトシン(いわゆる“幸せホルモン”)の分泌による反応と言われています。 いわば、心が軽く持ち上がる小さなジェットコースターのようなもの。
キュンの効果、意外とすごい
「いやいや、そんな“キュン”なんて気のせいやろ」と思っていませんか? ところが、科学の世界では“ときめき”にちゃんとした健康効果があるという研究が進んでいます。
たとえば以下のようなものが確認されています。
自律神経のバランスが整う
→ 心拍数が少しだけ上がり、血流が良くなることでリラックス効果が。ストレスホルモン(コルチゾール)が減少する
→ キュンとすることで気分転換になり、日中のストレスが和らぐ。創造性や集中力が向上する
→ 気持ちが前向きになることで、思考の幅が広がる。こう聞くと、「キュン」って思ったより侮れない存在ですよね。
キュンの発生源は“恋愛”だけじゃない
「いやもう恋愛からは遠ざかってるし…」という声も聞こえてきそうですが、ご安心ください。
今どきの“キュン”は恋愛に限ったものではありません。
- 💖 子どもが見せた成長にキュン
- 💖 動物動画を見てキュン
- 💖 尊敬する人の言葉にキュン
- 💖 ドラマの優しい台詞にキュン
ときめきの種類は多様化していて、自分の心を少しだけ動かす“微細な感動”がすべて
キュンを味方に、日々をアップデート
さて、IT企業らしく少しだけ技術寄りの視点も交えて締めましょう。
人間の感情は、AIやアルゴリズムでは完全に再現できない領域と言われています。
でも、そんな“ときめき”や“キュン”を求める心は、私たちが創造性を発揮したり、新しいことにチャレンジする原動力になる。
つまり、「キュン」を大事にすることは、よりよく生きるためのひとつのテクノロジーといえるのかもしれません。
※ちなみに「X」でドラマの感想を読み漁るのも好きなのですが、私はあまり聞きなじみがなかったのですが「メロい」と表現する人もいるようです。