1週間でできる!ホームページの小さな見直しチェックリスト

さき お仕事

ホームページを作ったものの、しばらく手を加えられていない…という方は意外と多いのではないでしょうか。日々の業務に追われ、ついつい後回しにされがちなWebの更新。

でも、情報が古いまま放置されていると、お客様に不信感を与えてしまうことも。特にスマートフォンでの閲覧が主流となった今、ホームページは“会社やお店の第一印象”を左右する大切な存在です。

1日ひとつずつチェックしていけば、1週間後には見違えるように“動いているサイト”へと生まれ変わるかもしれません。

1. 営業日・営業時間の情報、古くなっていませんか?

まず最初に見直してほしいのが「基本情報」です。特に多いのが、営業時間や定休日の変更がサイトに反映されていないケース。

Googleで検索したユーザーが、最初に見る情報は「いつ営業しているか」です。古いままになっていると、「このお店、やってるのかな?」「更新されていない=放置されてる?」と思われてしまうことも。

これから夏季休業やお盆休みを迎える時期。臨時休業がある場合は、わかりやすく告知しておくと安心感にもつながります。

2. メイン画像に季節感はありますか?

トップページに使っている画像が「春の風景」「冬のイベント写真」のままになっていませんか?

たとえサイトの内容を更新していなくても、メイン画像を1枚差し替えるだけで、サイト全体の印象はガラッと変わります。

夏であれば、冷たいドリンク、青空、浴衣、風鈴など、視覚的に季節を感じる写真が効果的です。写真素材は無料サイト(Unsplash、写真AC など)を活用すればOKです。

3. ブログやお知らせ、止まっていませんか?

更新が止まったブログは、ユーザーに「最近はもうやっていないのかな?」という印象を与えることがあります。

たとえ業務が通常通りでも、サイトが止まっているように見えてしまうのはもったいないことです。

「7月の営業日カレンダーを掲載」「夏の新商品入荷のお知らせ」など、内容は簡単なもので構いません。とにかく“最近更新された形跡”があることが大切なのです。

4. お問い合わせフォーム、きちんと届いていますか?

フォームからのお問い合わせ、最近来ていないな…と思ったら要注意。システム不具合や迷惑メールフィルターでブロックされている可能性も。

一度自分でテスト送信して、メールが届くか・自動返信メールがちゃんと返ってくるか確認してみましょう。

また、フォームの下にある「返信までの日数」や「定休日」などの案内文が古いままのことも多いので、こちらも忘れずに見直しましょう。

5. スマホで表示を確認したのはいつですか?

スマートフォンでの閲覧が7〜8割を占める今、PCでは見えていた画像やボタンが、スマホではレイアウト崩れを起こしているケースは多く見られます。

小さすぎるボタン、横にずれてしまった文章、指で押しづらいリンク…。特に年配のユーザーがいるサービスでは、「見づらさ」はそのまま“離脱”につながります。

iPhoneとAndroid、両方で確認できるのが理想ですが、まずはご自身のスマホからチェックしてみてください。

6. アクセス・地図情報は正しく表示されていますか?

店舗ビジネスの場合、「アクセス情報」は来店率に直結します。Googleマップの埋め込みコードが古くなっていたり、地図が真っ白で表示されていなかったりすることも。

また、駐車場の有無や最寄り駅、階数などの説明も見直してみましょう。

特に高齢のお客様や初めて訪れる方にとっては、ちょっとした説明の違いが「行く・行かない」を左右することもあります。

7. スタッフ紹介・プロフィール、今のままですか?

「スタッフ紹介ページに、もう辞めた人が載っている」
「プロフィール写真が10年前のまま」

こういった状態は、信頼感を損ねる原因になりかねません。

とくに、地元密着型のビジネスや対面でのやりとりが多い業種では、「顔が見える安心感」が大きなポイントになります。1名の追加や写真の差し替えだけでも、“今の雰囲気”をしっかり伝えることができます。

おわりに|1日1つの見直しで、サイトは生まれ変わる

Webサイトの見直しというと「リニューアル」や「デザイン変更」を思い浮かべがちですが、本当に大切なのは“きちんと今の情報が伝わっているか”です。

1日1つずつ、今回のチェック項目を見直すだけで、サイト全体の印象が変わります。それは信頼や集客にも確実につながっていきます。

難しく考えすぎず、できるところから少しずつ。今週は、Webサイトにも少しだけ目を向けてみませんか?