川遊びをもっと安全に楽しむために。気をつけたい5つのこと
ライフハック日常
つなぐる株式会社
信じられないほど短かった梅雨が明け、早くももう夏本番??
米に続いて水まで……いや、水不足で今年のお米が不作になるんじゃ?と心配も尽きませんが、 それでもやっぱり夏は楽しまなくては!
というわけで、夏といえば川遊び!
川が大好きな我が家は、早くも今年の“川始め”を果たしてまいりました。
川は、子どもたちにとって最高の遊び場。
泳いだり、石を投げたり、小さな魚を追いかけたり——
自然の中で体をめいっぱい動かせる、まさに“外あそび”の王様です。
でも、川は自然そのもの。
楽しい反面、ちょっとした油断が大きな事故につながることもあります。
せっかくの楽しい一日を、安心して過ごすために。
川遊びをする前に、ぜひ知っておきたい「安全のポイント」を5つにまとめました!

1. 天気と川の様子をよくチェックしよう
- 上流の天気も大事! 川のそばが晴れていても、上流で雨が降るとあっという間に水かさが増えることがあります。出かける前に、広い範囲の天気をチェックしておくと安心です。
- 草や地面のようすもヒントに 川沿いの草がなぎ倒されていたり、砂の上に草が生えていない場所は、最近増水したサイン。そんな場所ではテントを張らないようにしましょう。
2. 川の流れや深さ、岩の位置をよく見てみよう

- 見た目より流れが早いことも 川の色が濃い場所は深く、流れが速くなっていることがあります。特にカーブの外側は注意が必要です。
- 水の中の岩に気をつけて 水面下の岩にぶつかったり、流れに巻き込まれるととても危険です。もし流されたら、仰向けになって足を下流に向けて流れに身をまかせましょう。
- 堰(えん)堤の近くには近づかない 水の流れがよどんだり、逆流が起きてとても危険です。たとえ浅くても、絶対に近づかないようにしましょう。
3. ライフジャケットを着よう。泳ぎに自信があっても!
- 腰までの深さでも着用が安心 水の流れは想像以上に強く、大人でも足を取られることがあります。子どもはもちろん、大人もライフジャケットを着るのがおすすめです。
- サイズもちゃんと合ったものを ゆるいと脱げてしまうことがあるので、自分の体にぴったりのサイズを選んでくださいね。
- 「浮いて助けを待つ」が基本 川に落ちたときは、無理に泳がず、背中を水にあずけて浮きながら呼吸を整え、下流に足を向ける形で落ち着いて助けを待ちましょう。
間違ってもクロールで泳ごうなんて思ってはいけません。

4. 足元の準備もしっかりと
- 脱げにくい靴をはこう ビーチサンダルは水の中で脱げやすく危険です。かかとが止まるスポーツサンダルやマリンシューズがおすすめです。
- 滑りやすい場所や崖に注意 岩場や崖は、見た目よりももろくて崩れやすいことがあります。カーブの外側や高い岩場には近づかないようにしましょう。
5. 万が一にそなえて、心の準備も
- 下流の安全な場所を見ておこう 流されてしまったときに備えて、あらかじめ「ここなら上がれそう」という場所を見つけておくと安心です。
- 落ち着くことがいちばん大事 川に落ちてしまっても、あわてずにまず浮いて呼吸を整えましょう。人を助けるときも、自分で飛び込まずに周囲に声をかけて、浮き具を使うなどの方法を考えてください。
おわりに:楽しい思い出を、無事に持って帰るために

自然の中で思いきり遊べる川は、とっても楽しい場所。でもその一方で、ちょっとした油断が大きな事故につながってしまうこともあります。
「無事に帰る」ことをいちばん大切にして、事前の準備とちょっとした注意で、夏の川遊びを思いっきり楽しんでくださいね!
参考リンク