子どもとスマホ、我が家のスクリーンタイム活用術
日常
まいまい
我が家には、5歳と3歳の子どもがいます。最近、この2人に“スマホ”を渡すことにしました。
…といっても、もちろん自由に使わせているわけではありません。
親が使わなくなった古いスマホを初期化し、全データを削除した状態で渡しています。
さらに、使用できるのは自宅内や親が許可した場所に限り、なおかつWi-Fi接続環境下でのみ。
つまり、親の監視下での使用が前提です。
なぜスマホを渡すことに?
もともと私は、YouTubeなどの動画コンテンツに対してあまり良い印象を持っていませんでした。
できれば子どもたちには見せたくない、でも子どもたちは見たい…。
そんなせめぎあいの中で、これまでは「土日のみ、1日30分だけOK」というルールを設けていました。
しかし、30分見せて「はい、おしまい」とすんなり終わるかというと、当然そんなことはなく、終了時には毎回ごねるごねる…。
そのたびに説得したりなだめたりするのが本当にストレスでした。
そんなとき、ふと「なんで今までこの機能を使わなかったんだろう」と思い至ったのが、iPhoneの“スクリーンタイム”機能でした。
スクリーンタイム活用の手順
ここからは、我が家で実際に行ったスクリーンタイム設定の流れをご紹介します(※iPhoneユーザー向けです)。
① 古いスマホを初期化
まず、親の使わなくなったiPhoneを初期化します。
何でも触りたがる年齢なので、余計なアプリがあると管理が煩雑になります。
真っさらな状態にするのがベストです。
② 必要なアプリだけ残して整理
デフォルトで入っているアプリをチェックし、子どもに触ってほしくないアプリは非表示にするか、「さわらない」とひらがなで名前をつけたフォルダにまとめて収納。
…とはいえ、フォルダを開けた形跡が残っていたりしますが(笑)
③ 子ども用アプリをインストール
親のApple IDでApp Storeにログインし、必要なアプリをインストールします。
我が家のおすすめアプリはこちら↓↓- しまじろうクラブ
- YouTube Kids
- わおっち!
- トド算数
いずれも子どもが楽しみながら学べるアプリばかりです。
④ スクリーンタイムを設定
「設定」→「スクリーンタイム」から、アプリごとに使用可能な時間を設定。
YouTube Kidsは15分、しまじろうクラブも15分というように、1日合計で30分程度使えるようにしています。
また、「あと5分です」と通知が出る機能もあり、5歳の長女は通知を見ると「今やめとく!夜にまた使いたいし」と、自分なりに時間の使い方を考えるようになりました。ちょっと感心です👏
スクリーンタイムを導入して・・・
良かったこと
- 「先にお着替えや朝ご飯を済ませたらスマホOK」とルールを決めたことで、朝の支度が格段に早くなった
- たまに英語の動画を選んで見ることがあり、英語に自然と触れる機会が増えた
- 時間になると自動でアプリが使えなくなるため、こちらから声をかけなくても、子ども自身が納得して「今日はおしまい」と切り替えてくれる
- YouTubeのリモコン操作から解放され、親もラクに!!
一方で悪かったことも…
遊びよりスマホを優先する場面があり、母としては「うーん…」とモヤっとする瞬間もあります。
結果的にどうだった?
以前は土日のみ各30分の視聴だったのが、今は毎日15分ずつに変化。
視聴時間は増えているものの、「子どものやりたい」を尊重した結果だと思えば、それもアリかなと。
使わせ方次第でスマホは“便利で安全なツール”になります。
テレビでYouTubeを見ることもほとんどなくなり、スマホで自分の時間を管理する練習ができているのは収穫です。
これからますます「スマホがあるのが当たり前」の時代。
だからこそ、小さいうちから「どう使うか」「どう付き合うか」を教えていきたいと感じています。