最近、子どもから“なんでお月さまや太陽さんはついてくるの?”と聞かれて、ついてきているわけではないけどどう説明しよ・・・
そんな時、私がすぐに頼るのは ChatGPT。
今日はスーパームーンが見られるらしいので、まずはスーパームーンについて、そしてその質問への答えまで書いてみます。
スーパームーンって何?
「スーパームーン」とは、満月(または新月)が、月が地球に最も近づく点(近地点=ペリジー)のあたりで起こるときに呼ばれる言葉 Wikipedia
科学的には「厳密にこの距離以内ならスーパームーン」という定義はなく、さまざまな解釈がある NASA
この近さゆえに、地球から見た時には「やや大きく」「やや明るく」見えると言われていて、だいたい「最大で直径14%大きく、明るさ30%増し」程度とも言われる The Planetary Society
2025年11月5日もこのスーパームーンにあたる満月の夜。雲が少なければ、きれいに見える可能性が高い夜です。
子どもの「ついてくる」質問に答えてみる
大人なら誰もが知っているように、太陽や月はとても遠くにあるんです。
たとえば、月まではだいたい38万キロメートルも離れています。
だから、私たちが地上で少し動いても、見える角度がほとんど変わらないんです。
ただ、これを未就学児にどう説明するか悩むところですよね・・・
お月さまはね、とーってもとーっても遠くにあるんやで。だから、私たちがちょっと歩いたり、車に乗って動いても、お月さまはほとんど同じところに見えるねん。
たとえば、遠くの山を見ながら歩いても、山ってなかなか動かへんやろ?
でも、近くにある電柱は、すぐ横を通りすぎて後ろに行っちゃう。
それと同じで、遠いものほど見える場所があんまり変わらないんやで。
お月さまは山よりもずーっとずーっと遠くにあるから、どこに行っても“ついてくるみたい”に見えるんやで。
🌟ポイント「遠いものは動いて見えにくい」
→ これを“ついてくる”と感じるんですね。
今夜、スーパームーンを楽しむコツ
時間:2025年11月5日22時19分
場所:街灯が少ない開けた空の場所がベスト。月の周りの雲や光の影響を受けにくいです。
観察ポイント:
- 月の近くに建物や木があると、その大きさとの比較でより「大きく見える」印象を得られます。
- スマホやカメラでも撮れますが、背景に何かあると構図が映えます。
子どもと一緒に観るなら:
「今日は月がいつもよりてっぺんじゃなくて、近くに来てるよ」という話をしておくと興味を持ちやすいです。
-「月、今日は特別なんだよ」というワクワク感を一緒に楽しんで。
スーパームーンと子どもの好奇心がつながる瞬間
スーパームーンという天体イベントをきっかけに、子どもに「なんで?どうして?」と聞かれたことが、学びのスタートになりました。
- 月と地球、太陽の動き
- 視点の変化による錯覚
- 遠近感や移動による見え方の違い
こういった話を、子どもの質問から自然に広げられるのは、親としても嬉しい経験です。
「今日は特別な月だよ」と話せば、ただ見るだけの夜空が、ちょっと意味深く感じませんか?
まとめ
今日はスーパームーンの夜。
「月がついてくる」というちょっと不思議な子どもの質問も、天体の話や視点・錯覚の視点で紐解けば、親子の対話の種になります。
大きく、明るく見える月を眺めながら、しばし立ち止まって「ほんとに特別な夜だね」と共感してみる。
明るい月明かりの下で、子どもと一緒に空を見上げてみましょう。


