大吉じゃなくても大丈夫!おみくじの言葉を上手に受け取る方法

なつめ ライフハック時事ネタ

お正月、初詣でおみくじを引く人も多いですよね。
「大吉なら嬉しい!」と思う一方で、

「これって良いの?悪いの?」
「小吉って弱いの?強いの?」
「末吉が出たけど、どういう意味…?」

と、首をかしげることはないでしょうか。

今回は、“そもそもおみくじって何?”というところから、運勢の順番やおみくじの読み方などを紹介していきます。

そもそもおみくじって何?

おみくじイメージ

おみくじは、神様からのメッセージを受け取るための紙だと言われています。

昔は、自分たちでは決められないような大事な決断を下すとき、その意志を仰ぐための「神聖な儀式」として使われていました。
「大切なことは神様に決めてもらおう」と考えられていたようです。

そのくらい“くじの結果に重みがあった”ことを示す例として有名なのが、室町時代の第6代将軍・足利義教(あしかが よしのり)の話です。
彼は石清水八幡宮でのくじ引きによって将軍に選ばれたため、「くじ引き将軍」とも呼ばれています。
それだけ、くじの結果には大きな意味があったんですね。

現代では、初詣で引くおみくじは「その年をどう過ごせばいいか、神様からヒントをもらうもの」に変わっています。
せっかくの新しい一年ですし、少しだけ力を借りたくなりますよね。

2. おみくじの順番は?「吉」の位置は神社によって違う!

おみくじ結果

気になる吉凶の順番ですが、実は「これが絶対!」という決まりはありません。神社や地域によって異なりますが、一般的には以下の2つのパターンが多いです。

【パターンA】

大吉 > 中吉 > 小吉 > 吉 > 末吉 > 凶 (「吉」が「小吉」よりも控えめ)

【パターンB】

大吉 > 吉 > 中吉 > 小吉 > 末吉 > 凶 (「吉」が大吉の次に良い)

「吉」という漢字には“幸運”という意味があるため、大吉の次に位置づける神社もたくさんあります。
他にも「凶」の種類が多いところがあったり、「半吉」や「平」といった珍しい吉凶があったりと、本当にさまざまです。
もし順番に迷ったら、その神社の方に聞いてみるのが一番確実です。

ちなみに、末吉(すえきち)は吉の中でも控えめな位置ですが、「末広がり」を表すように「これから運気が後半に向けて良くなっていく」という前向きな意味があります。
「末吉か…」と思っても、これから良くなるなら楽しみになりますよね。

吉凶の種類が全てじゃない!大切なのは本文

おみくじが思っていた結果でなかったら残念な気持ちになってしまうと思います。
でも、心配する必要はありません。

なぜなら、いちばん大事なのは、吉凶の種類ではなく「本文」に書かれている内容だからです。

たとえば凶だとしても、本文にはこんなメッセージが書かれていることがあります。

  • ・ 注意すべきポイント
  • ・ トラブルが起きやすい時期
  • ・ 焦らなければ避けられること
  • ・ 周りの人に助けてもらったほうがいいこと

つまり、 「この一年を安全に過ごすためのアドバイス」がぎっしり詰まっているんです。

むしろ凶のほうが、細かい注意が具体的に書かれていることも多いくらいなんです。

逆に大吉の場合でも、

「油断しなければ順調です」
「調子に乗りすぎないように」

という、ちょっとした注意書きが添えられることもあります。

おみくじは、「良い・悪い」を当てるくじではなく、“あなたの一年がより良くなるように教えてくれる手紙” と考えると、結果の受け取り方も少し変わってくると思います。

おみくじの「待ち人」や「失せ物」って?

では、その大切な本文にはどんなことが書かれているのでしょうか。

代表的な項目を少しだけご紹介します。

  • 願望(がんぼう):自分の願いごとが叶うかどうか
  • 待ち人:あなたの人生に影響を与える人(恋人に限りません!)
  • 失せ物:なくした物。または見失っている大切なこと
  • 旅行:旅行やお出かけの運勢
  • 商売(あきない):仕事やお金の流れ
  • 学問:勉強や試験、日頃のがんばりの成果

文言が「待て」や「叶う」など、少しストレートに感じるところもありますが、 今の自分と重ねて読んでみると、意外な発見があるかもしれません。

「旅行は控えめに」「焦らなければ良し」 そんな一行が、意外と心に刺さったりするんですよね。

おみくじを引いた後はどうする?

おみくじ結ぶ

引いたおみくじを一通り読んだら、こんなふうに内容を振り返ってみるのはいかがでしょうか。

  • ・ 結果に振り回されすぎない
  • ・ “悪い”と書かれていたら、それを避ける方法がわかったと思う
  • ・ “良い”と書かれていたら、油断せずに進む
  • ・ 特に惹かれた一言を、今年のヒントにする

そして実は、おみくじの中で最も大切だと言われているのが「和歌」です。 古くから日本では、神様は歌を通してメッセージを伝えると考えられてきました。

吉凶の結果は、そのメッセージをわかりやすくする“見出し”のようなもの。 たとえ大吉でも、和歌に「慎重に進め」と書かれていれば、そこが今のあなたへのいちばんのアドバイスになります。

また、「結んで帰るか、持ち帰るか」で悩む方も多いですが、基本的にはどちらでも大丈夫です。

  • 結ぶ場合:神様とのご縁を「結ぶ」、あるいは悪い運勢を境内にとどめてもらうという意味があります。
  • 持ち帰る場合:神様からのアドバイスを「お守り」として時々読み返し、自分を整える材料にします。

大吉でも凶でも、そこに書かれた言葉を“お守り”のように受け取る。
そんな向き合い方が、おみくじ本来の楽しみ方なのかもしれません。

おみくじの言葉を今年の“お守り”に

新しい年が始まると、 「今年こそ何かを始めたい」 「気持ちを切り替えたい」 そんな気分になることってありますよね。

おみくじは、そんなときに 「今年はこんな感じかもよ? がんばれ!」 と軽く肩をたたいてくるような存在なのかなと思います。

大吉でも、吉でも、凶でも、そこに書かれた言葉の中で心に残る一言があれば、それが今のあなたに必要なメッセージかもしれません。

おみくじの言葉を、気負わずに受け取れる“お守り”として、今年一年の味方にしていけたら素敵ですね。