気になる言葉:変更と修正はどう違う?意味の使い分けをざっくり説明
なつめ ライフハック
仕事でも、学校でも、家庭でも。
「よく使う言葉ベスト10」に入るのではないかと思っている言葉、それは「変更」と「修正」です。
「ここ、変更しておいて」「あ、修正お願いします」と言われたら「とりあえず言われた通りに変えておけばいいや」なんて思ってしまいませんか?
でも実は、この2つ、似ているようで意味がちょっと違うんです。
私自身、仕事で文章のやり取りをしていると、「あれ、この場合は“変更”なのか“修正”なのか…?」と迷うことがあります。
今回は自分のためにもこの二大巨頭を調べてみました。
「これってどう違うんだろう?」と思うような言葉に出会ったことはありませんか?
気になる言葉、第20弾です。
まずは結論から
結論を先にひとことでまとめると、
- 「変更」は今ある内容を別の内容に変えること
- 「修正」は間違っている部分を正しくすること
ざっくり言うと、このように目的が少し違うんです。
ここからは、それぞれの言葉をもう少し丁寧に見ていきますね。
変更とは?
「今ある内容を別の内容に変えること」
まず「変更」は、ざっくり言うと“今の状態を別の状態に変えること”です。
🔍 もう少し丁寧に言うと
- ・元の内容に“間違いがある”かどうかは関係ない
- ・必要があって、意図的に内容や方針、設定などを変えること
🌼 身近な例
- 旅行の予定を変更する(雨が降りそうだから行き先を変える、時間をずらす)
- 学校の時間割が変更になる(行事が増えたから時間の並びを変える)
- アプリの設定を変更する(通知の音を別のものにする)
ここで大事なのは、“間違っていたから直す”わけではないという点です。
予定や設定は正しくても、「もっと良い状態にしたい」「事情に合わせたい」という理由で変えること。それが変更です。
修正とは?
「間違っている部分を正しくすること」
一方で「修正」は、“本来のあるべき状態に直すこと”が中心にあります。
🔍 もう少し丁寧に言うと
- ・間違い・誤字・不具合など、“直すべき理由”がある
- ・内容をちょっと整える、補う、といった軽い手直しも含む
- ・大きく方向性を変えるのではなく、“正しく整える”イメージ
🌼 身近な例
- 文章の誤字を修正する
- プログラムのバグを修正する
- 資料の数字が違っていたので修正する
- 持っていたメモが雑だったので、少し読みやすく修正する
つまり修正は、“本来そうあるべき形に戻す・整える”ことと言えます。
変更と修正のいちばんの違い
ここまでの話をひとまとめにすると、この一文に集約できます。
変更は、内容そのものを別の方向に変えること。
修正は、誤りや不都合を直すこと。
とてもシンプルですが、実際のやり取りでは混ざりやすいんですよね。
例で比べてみる
言葉だけだとイメージしづらいので、よくある場面を比べながら見てみましょう。
📄 ケース1:仕事の資料
- 変更:スライドの構成を「A → B → C」から「B → C → A」に入れ替える
- 修正:スライドの数字が間違っていたので正しい数に直す
🍳 ケース2:家の夕飯
- 変更:カレーを作る予定だったけど、材料が足りないのでシチューにする
- 修正:カレーの味が薄いので、少しルウを足して整える
🧳 ケース3:旅行の予定
- 変更:海に行く予定を、山のハイキングに切り替える
- 修正:集合時間が10時になっていたけれど、正しくは9時だったので書き換える
こうして並べると、違いが分かりやすくなりますよね。
変更と修正はどちらがいい悪いではない
「どっちの方が“重い”作業なの?」と思うことがあるかもしれませんが、どちらが上とか下とかではありません。
- 変更は、状況に合わせてよりよい方向へ“変える”ため
- 修正は、ミスを減らして正しく“整える”ため
どちらも大事で、どちらも日常に欠かせない作業です。
ただ、仕事や学校では「変更」と「修正」が混ざると、相手との認識がずれてしまうことがあります。
指示するときはどう使い分けるといい?
🔄 変更が必要なとき
- 「このページの順番を変更してもらえますか?」
- 「構成をもう少し分かりやすい流れに変更したいです」
→方向性を変える意図が伝わります。
🛠️ 修正が必要なとき
- 「この数字だけ修正してください」
- 「誤字があったので、そこだけ修正お願いします」
→直すポイントが明確なので、相手も迷いません。
このように、使う言葉を少し意識するだけで、コミュニケーションがスムーズになります。
言葉の違いがわかるとラクになる
「変更」と「修正」は日常に溶け込んでいる言葉ですが、少しだけ意味の方向が違います。
- 変更=よりよい状態へ、意図的に方向を変えること
- 修正=誤りや不都合を正しい状態へ戻すこと
たったこれだけのことですが、言葉の違いを知っているだけで、相手とのやり取りがスムーズになったり、自分の中でも「何を求められているのか」がはっきりして気が楽になることもあります。
もしお仕事やご家庭で「どっちで言えばいいんだろう?」と迷う場面があったら、今日の内容をちょこっと思い出してみてくださいね。
いつもの言葉に、少しだけ深みが出るかもしれません。


