825回前の彗星

CT 日常

紫金山・アトラス彗星が一番よく見えるとされる10/17日前後、
残念ながらその周辺の香芝市の天気は曇りや雨が多く、
毎日日が暮れたらが暮れたらとりあえず外に出て西の空を見てみるものの、
フラれ続ける毎日でした。

息子と
「次は8万年後やなぁ」
「めーっちゃ長生きしなあかんな」
なんて話していたら、

息子が「あ!」と言って
おもむろに電卓を取り出して計算をはじめました。

そして、

「825回前に彗星が来た時、ティラノが見たかもしれへん!」

息子は生粋の恐竜オタクです。

8万年 × 825回 = 6,600万年

6600万年前はティラノサウルスが生きていた白亜紀の末期にあたります。

紫金山・アトラス彗星がいつ生まれたのかは分からないのですが、
(何せ去年発見されたばかりで謎が多い)
6600万年前、確かにティラノサウルスも見たかもしれません。

以前の記事にも書きましたが、
前回この彗星が地球に来た8万年前は
私たちの直属のご先祖であるホモ・サピエンスが、アフリカからやっと少しずつ世界各地へ移動を始めた頃です。
1回前でそのレベル。
地球の歴史から見たときの人間のご新規感!!

825回前か・・・・
突然8万年が一瞬に思えてきます。
めちゃくちゃ最近やな?

なんだか8万年後の彗星も見れそうな気がしてきませんか?
そんな野望を抱きつつ、
とりあえず今日もまた、西の空を見てみようと思います。

今月末まではまだチャンスがあるかもしれませんから。