60年ぶりの復活!歴史ある下田だんじりお披露目に参加してきました☆
たかゆき お仕事日常
つなぐる株式会社の代表取締られ役、たかゆきです!10月14日、香芝市下田で開催されただんじりのお披露目に参加しました。
今回はなんと60年ぶりの復活。だんじりの大規模修復は地元の鹿島神社や下田地車保存会の方々が中心となり、地域全体の協力で行われたものです。弊社も少しだけこの復活のサポートに関わらせていただいたため、その雄姿を見るのが楽しみでした。
下田のだんじり(下田地車保存会)って
下田のだんじりは、1854年(嘉永7年)に建造されたとされ、高さ約2.25m、幅2.55m、奥行き4.2mと壮大なもの。独特の「堺型」の造りを持ち、細かな彫刻が施されているのが特徴です。正面には壇ノ浦の戦いを題材にした彫刻、右側には平教経の仁王立ちのシーンなど、力強い彫り物が随所にあしらわれています。特に、匠の技が光る大屋根と彫刻群は圧巻で、だんじりの見送り部分には源平合戦など歴史的なシーンが描かれており、歴史や文化の重みが感じられます。
このお披露目の日、地域の年配の方々がだんじりを眺めながら、昔のお祭りの様子を楽しそうに語っている姿がとても印象的でした。長い年月を経て新旧が織りなす木材のコントラストは、この時だけに味わえる貴重な風合いを見せ、だんじりが次の世代へと引き継がれる喜びを感じさせてくれました。足回りが修復されたことで、今後の巡行に備えた準備も整ったとのこと。お披露目会場には多くの来場者が集まり、この貴重な瞬間を皆で分かち合いました。
今回のだんじり復活に関わることができ、古き良きものを後世に伝える意義の大切さを改めて実感しました。古いものを修復し、歴史あるだんじりが次の世代へと受け継がれていくことで、地域のアイデンティティも守られていくように思います。地元の方々が持つだんじりへの思いは、世代を超えて続く誇りのようであり、私たちもその一助を担うことができたことをとても嬉しく思います。
今後も弊社として、地域の伝統を支える活動に積極的に参加し、地元の皆さんと一緒に歴史や文化を守り続ける役割を担っていきたいと考えています。今回の経験を通じて、さらに地域への貢献に励み、次のだんじり巡行が盛大に行われる日が待ち遠しいです。