鏡開きとは?新年の伝統行事をサクッと解説
なつめ ライフハック時事ネタ
お餅おいしいですよね。お汁粉に入っているお餅は格別です!
鏡を開くとは?
お正月が終わり頃に行う「鏡開き餅」は、日本の伝統行事の一つです。年神様にお供えした鏡を食べることで、年神様の力を分けてもらい、新しい一年の健康や幸せを大切に祈ります。
なぜ「鏡開き」と呼ばれるの?
「鏡開き」という名前の由来は、鏡餅の丸い形が昔の鏡に似ているからです。 また、「開く」という言葉には「縁起を担ぐ」や「未来を切り開く」という前向きな意味が込められています。この行事では、「割る」や「切る」という言葉を避け、餅を手や木槌で割るのが習わしです。
鏡餅を包丁で切らない理由
包丁で鏡を切るのがタブーとされているのは、切るという行為が「切腹」を連想させるためです。特に武士の時代では縁起が悪いとされていました。割ることで、縁起を考慮せず工夫されてきました。そのため、木槌や手で叩いて割ることで、縁起を損なわないよう工夫されてきました。
鏡開きの日はいつ?
地域によって違いがありますが、一般的には1月11日に行われます。この日が選ばれたのは、松内(正月飾りを飾る期間)が終わるタイミングだからだそうです。関西では1月15日に行う地域もあります。
鏡の開き方
- 鏡を神棚やお正月飾りから取ります。
- 木槌で餅を小さく分けます。(お餅を水で濡らした後にラップをしてレンジで温める方法も)
- 割った餅を雑煮やおしるこにして食べます。
おしるこにすると、硬い餅も柔らかくなり、美味しく食べられますよね!
まとめ
鏡開きは、ただ鏡餅を食べるだけではなく、新しい一年の無病息災を願う日本の伝統行事です。年神様からの力をいただく日として、美味しくお餅をいただきたいですね。