十日戎で福を呼び込む!縁起物の選び方と飾り方
たかゆき お仕事日常
つなぐる株式会社の代表取締られ役、たかゆきです!1月10日は「十日戎(とおかえびす)」、関西では商売繁盛を願う大切なお祭りです。私も毎年、えべっさんにお参りして福笹や縁起物をいただき、1年の商売繁盛を祈願しています。今回は、初めてえべっさんに行く方に向けて、福笹、籠、箕(み)、熊手、そして福俵の違いや選び方、お供えする場所などをわかりやすく解説します!
十日戎とは?
十日戎は、商売繁盛や大漁祈願の神様として知られる「えびす様」を祀るお祭りです。西宮神社(兵庫県西宮市)を総本社とし、1月9日(宵戎)、10日(本戎)、11日(残り福)の3日間を中心に、多くの人が参拝します。特に商売をされている方にとっては、新しい年の景気を願う大切な行事です。
境内では、縁起物として有名な「福笹」や「籠」「箕」、そして「熊手」「福俵」などが授与されています。それぞれどんな意味や特徴があるのか、順番に見ていきましょう。
福笹・籠・箕・熊手の違いと選び方
1. 福笹(ふくざさ)
青々とした竹の枝で、えびす様の「竹は繁栄する」という性質にちなんだ縁起物です。笹には鯛、小判、宝船など、縁起物をつけて華やかに飾ります。しなやかで折れにくい笹は、商売繁盛を象徴する存在です。
こんな人におすすめ
• シンプルで伝統的な縁起物が欲しい
• 商売繁盛や福を呼び込みたい
2. 福籠(ふくかご)
福籠は、福笹の代わりに縁起物を収める器です。竹や藤で編まれた籠に鯛や小判、招き猫などを飾ることで、福を収める象徴として使われます。福笹よりコンパクトで、扱いやすいのが特徴です。
こんな人におすすめ
• オフィスや自宅でスペースが限られている
• 省スペースで飾りたい
3. 福箕(ふくみ)
箕は、昔ながらの農具である「米や穀物を集める道具」。その特性から、「福をかき集める」という意味を持ち、えべっさんでは縁起物として親しまれています。福笹や籠よりも大きめで、店舗や会社の入口に飾るとインパクト抜群です。
こんな人におすすめ
• 大きな空間に福を呼び込みたい
• 店舗や商売繁盛を願う方
4. 熊手(くまで)
熊手は、「福をかき集める」という意味で縁起物として知られています。特に商売繁盛を願う方には人気のアイテムで、華やかに飾られた熊手は見るからに福を呼び込む力がありそうです!竹製のものが一般的ですが、金色や赤色で彩られた豪華なものもあります。
こんな人におすすめ
• 豪華で目を引く飾りが欲しい
• 福をたくさん集めたい
5. 福俵(ふくだわら)
福俵は、米俵を象った縁起物で、五穀豊穣や商売繁盛を願うものです。俵の中に小判や鯛、稲穂などが飾られたものもあり、米俵の象徴的な意味が込められています。特に農業や飲食業を営む方に人気があります。
こんな人におすすめ
• 豊穣や豊かな商売を願いたい
• 飲食業や農業に携わる方
縁起物の購入とお供え場所
お供え場所
縁起物を飾る場所は、清潔で目立つ場所が基本です。
• 店舗・オフィス: 出入り口近くや神棚
• 自宅: リビングや神棚の高い位置
地面や足元に置くのはNGです。縁起物は福を呼び込むものなので、高い位置に飾るのが良いとされています。
飾る期間
いただいた縁起物は1年間飾ります。翌年の十日戎で古いものを神社に返納し、新しいものを購入するのが通例です。これにより、福を更新して縁起を絶やさないようにします。
ちなみに、昨年つなぐるでは「福笹」と「福俵」を購入して神棚にお供えしています。稲穂が飾られた俵がオフィスに飾られているだけで、なんだか豊かで縁起の良い空間が生まれました。
つなぐる株式会社での十日戎
つなぐる株式会社では、ここ数年は近くの神社、大和高田市にある「天神社」へ参拝して縁起物を購入しています。今年の参拝は井口が代表して行ってきました。
昨年は福笹と宝俵を選びましたが、「しっかり情報発信して奈良県のみなさんとのご縁をかき集めたい」そんな思いから今年は福笹と熊手にしました。
福笹には鯛や大きな小判(表現合ってるかな:汗)が飾られ、熊手はシンプルなものに。どちらも神棚に飾り付け、今年1年の商売繁盛を祈願しました。毎年、縁起物を飾るたびに、「新しい年も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきます。
おわりに
十日戎は、商売繁盛だけでなく、地域の文化や伝統を体感できる素晴らしいお祭りです。福笹、籠、箕、熊手、福俵など、それぞれの縁起物には違った意味があり、用途や場所に合わせて選べます。初めて参加する方も、この記事を参考にしながら、自分にぴったりの縁起物を選んでみてください。
今年もえべっさんで福を呼び込み、新しい年を縁起良くスタートさせましょう!
♪年のはじめのえべっさん、商売繁盛で笹もってこい♪