🪐 世界共通?曜日の不思議な一致に迫る!
〜日本と西洋、意外な共通点〜
ライフハック日常
CT
「日・月・火・水・木・金・土」
ふだん何気なく使っているこの曜日の名前。
ふと英語に目を向けてみると…
Sunday、Monday、Tuesday…
うん。同じ天体使っとるな?
とは思っていましたが、じゃあどっちかが真似(言い方)したんか?
どっちかがどっちかの和訳だったり英訳だったり、ってこと?
気になりだしたら止まらず、調べてみました。
実はこれ、真似とかとかではなく(当たり前)、そして偶然でもなく、共通のルーツがあったんです!
🌏 曜日の起源は古代バビロニア!

曜日の元となったのは、古代メソポタミア文明のバビロニア。
彼らは、夜空に目立つ7つの天体――太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星
を神聖な存在とみなし、それぞれの神に結びつけて考えていました。
この「七曜」の考えが、東西それぞれに伝わっていきます。
🔄 東西で驚きの一致が起きる!
西洋ルート
- バビロニア → ギリシャ → ローマ帝国へ
- ローマでは天体に神々の名前が結びつけられ、曜日として定着
- それが英語を含む欧州各国の曜日のもとに
東洋ルート
- バビロニアの天文学がシルクロードを通って中国へ
- 中国では陰陽五行と組み合わせて「日・月・火・水・木・金・土」に
- 日本には7世紀ごろ伝来し、明治に正式採用
つまり、バビロニアの天文学という同じ起源が別ルートをたどって世界に広まったという事なんですね。
🧭 曜日の順番にも意味がある?
曜日の並び「日→月→火→水→木→金→土」は、 1時間ごとに天体が地球を支配するという考えをもとに、古代の天文学者が決めた順番。
それがそのまま1週間に落とし込まれ、今も使われ続けているんです。

📝 対応表でスッキリ整理!
曜日 | 対応する天体 | 英語の名前(語源) |
---|---|---|
日曜日 | 太陽 | Sunday(Sun=太陽) |
月曜日 | 月 | Monday(Moon=月) |
火曜日 | 火星 | Tuesday(Tiw=戦いの神/Mars=火星) |
水曜日 | 水星 | Wednesday(Woden=主神/Mercury=水星) |
木曜日 | 木星 | Thursday(Thor=雷神/Jupiter=木星) |
金曜日 | 金星 | Friday(Frigg=愛と美の女神/Venus=金星) |
土曜日 | 土星 | Saturday(Saturn=農耕神/土星) |
ちなみに、英語以外の各国の曜日は以下の通り
日本語 | 英語 | フランス語 | ドイツ語 | イタリア語 |
---|---|---|---|---|
日曜日 | Sunday | dimanche | Sonntag | domenica |
月曜日 | Monday | lundi | Montag | lunedì |
火曜日 | Tuesday | mardi | Dienstag | martedì |
水曜日 | Wednesday | mercredi | Mittwoch | mercoledì |
木曜日 | Thursday | jeudi | Donnerstag | giovedì |
金曜日 | Friday | vendredi | Freitag | venerdì |
土曜日 | Saturday | samedi | Samstag | sabato |

うーん面白い。
中国や日本以外のアジアやアフリカはどうなってるんだろう。。。
と新たな疑問が湧いてきたところで、今日は終わります。
(多分)続きます・・・