デジタル活用DXセミナーin明日香村商工会〜その1〜
お仕事
たかゆき
どうも〜! つなぐる株式会社の代表取締られ役、たかゆきです。 最近では講師としての出番も増えて、「社長」というより「DXの人」って言われることも…いや、ちゃんと社長ですからね(笑)
さて今回は、2025年1月8日(水)に明日香村商工会で開催された「DXセミナー 第1回」の様子をたっぷりレポートします!
◆厚労省の事業でDXを地元に届ける!
このセミナーは、厚生労働省の地域雇用活性化推進事業として、大和飛鳥イノベーション人材創出協議会さんの主催で開催されたもの。
明日香村・葛城市の事業者さんたちを対象に、DXの本質や実践方法を学んでもらう2回シリーズの講座です。
今回の第1回は、「そもそもDXって何?」という超入門編。
講師は我らがつなぐる株式会社と、奈良県初のDX認定企業である株式会社M.T.Cの中西部長。
参加者の顔ぶれは実に多彩で、個人事業主の方から、従業員を数十名抱える企業の経営者まで、多くの方にご参加いただきました。

◆DXって、デラックスの略ちゃいます(笑) by 中西部長
冒頭は、よくある誤解の解消からスタート。
「DXって、ITを導入することですよね?」
「うちFAXなんで、DXとか無理ですわ」
という声に対して、
「DX=新たな価値を生み出す“変革”」であることを、デジタイゼーション → デジタライゼーション → トランスフォーメーションという3段階で説明。
「なるほど、パソコン導入とかペーパーレスって、まだ入口なんやな」と、参加者も次第に前のめりに。
◆現場目線の神サポート!中西さんありがとう!
この日は、M.T.Cの中西さんにも講師としてご登壇いただきました。
私の概念説明に対して、「現場ではこうやってるよ!」と補足を入れてくれるスタイル。
たとえば、
• 紙の伝票をどう電子化したか
• 社員教育でどんな反発があったか
• それをどう乗り越えたか
などなど、リアルな現場の声は説得力バツグン!
私がしゃべるだけじゃなくて、こうやって“共に語れるパートナー”がいるって、ほんまに心強いです。
◆ITは道具!目的を見誤るなかれ
セミナー中盤は、こんな問いかけをしました。
「皆さん、“手段”が“目的”になってませんか?」
たとえば…
• 顧客管理をしたい → 本当の目的は「売上アップ」かも?
• 勤怠管理をしたい → 「残業減らしたい」「スタッフの満足度を上げたい」のが本音?
つまり、ITを導入することが目的になってしまうと、うまくいかない。
「何のためにそれをやるのか?」を考えることが、DXの第一歩なんです。
参加者の反応を見ていると、「完全に手段が目的になってたかも」と気づいた方も多かったように感じました。
◆グループワークで“自分ごと”になる瞬間
後半は「IT成熟度モデル」を活用して、自社を診断するグループワーク。
• IT活用力
• IT人財力
• セキュリティ力
• インフラ力
の4つをそれぞれ0〜5のレベルで評価しながら、
「今はレベル1。でも来年はレベル3を目指したい」と、未来像を語り合いました。
◆印象に残った“素直な議論”
正確な言葉は違うかもしれませんが、このワーク中でとても印象的なやりとりがありました。
ある方が言いました。
「私は一人で仕事してるし、DXとか関係ないと思っている」と。
でも、そこに別の参加者がこう返したんです。
「でも、一人でも、仕事をする上でルールってあるよね?
たとえば“自分が病気になったら、お客さん困るよな”って思わへん?」
「困らないように、いまの仕事のやり方を明文化しておくべきやと思う」
「それも立派なDXへの一歩やん」
…もうね、私は感動しちゃいました。
“一人だから関係ない”ではなく、“一人だからこそ、備えが必要”。
その気づきこそが、DXの本質やと思います。
◆第2回は中西さんが“実例”を語ります!
このセミナーは2週連続開催。
次回、1月15日(水)の第2回は、株式会社M.T.C中西さんがメイン講師として登場!
実際に自社でどんな苦労をし、どう乗り越えてきたか。
生きた事例をたっぷり紹介してくれます。
「理屈より実践派!」というあなた、次回は必見です!
