いよいよ香芝市でもスタート!「ラーケーション制度」を使って学びの休暇へ

CT 日常時事ネタ

令和7年9月1日(つい3日前!)から、私が住む奈良県香芝市で
「ラーケーション制度」がスタートしました。

「ラーケーション」とは、Learning(学び)+Vacation(休暇) を組み合わせた造語で、学校を休んででも家族で体験的な学びに出かけられるように、自治体が正式に認めてくれる仕組みです。

香芝市の公式サイトによると、あらかじめ申請書を提出すれば「欠席」ではなく「出席扱い」として認められるとのこと。
👉 香芝市公式サイト:ラーケーション制度について

実はこの取り組み、 全国的にもまだ導入している自治体は少なく、関西では滋賀県長浜市、奈良県王寺町、に続き香芝市が3例目です。

香芝市が関西で初めて導入した「ラーケーション制度」

これまでも、どうしても平日でないと体験できない学びの場に連れて行くために、学校を休ませたことがありました。
たとえば福井の恐竜博物館
土日はなかなか予約が取れない「化石研究体験」に参加させたくて、あえて平日に行ったことがあります。

その時の体験記はこちら 👉 福井県立恐竜博物館に行ってきました(過去記事リンク)

親としては「いい体験をさせたい」という思いがあっても、「学校を休ませる」になることには少し後ろめたさがありました。

制度があることで広がる学びの可能性

今回ラーケーションを知ってからは、「これからは堂々と活用できる!」と気持ちがすごく楽になりました。
「土日は混むから無理かな…」と諦めていた体験にも、これからは挑戦できそうです。

万博での学びの予定

夏休み明けから始まったこのラーケーション制度を、我が家も早速(本当に早速)利用してみることにしました。

今回の行先はズバリ関西万博!!

これ以上ないラーケーション案件ですよね。
土日は絶望的に混雑するので、どうにか平日に行けないかなと思案していました。

実は今回の万博も最初は「普通に学校を休んで行く」予定でした。 単純にラーケーションが始まるというアナウンスを私が完全に見逃していたからなんですが・・・

申請用紙には「学ぶこと」を書く欄がありますが、例えばこんなふうに書きました。

  • ✏ 世界の文化や暮らしを体験し、違いを学ぶ
  • ✏ 環境保護や未来の社会の在り方を考える
  • ✏ 科学技術の進歩を見て、将来の夢につなげる

香芝市から全国へ広がってほしい

全国的に見ても、まだラーケーション制度を導入している自治体は多くありません。
香芝市は授業日数などの見直しを行い、夏休みの期間も周辺自治体より長めに改定されたり、第二子の保育料を無料にするなど、子育てに関する取り組みが目に見える形で次々と実現されるのが素晴らしいなと思います。

こうした取り組みが他の地域にも広がっていけば、もっと多くの子どもたちが「教室の外でしか得られない学び」をもっと気軽に体験できるはず。

おわりに

「旅行=遊び」ではなく、「旅行=学び」として認めてくれるラーケーション制度。
子どもにとっても親にとっても心強い仕組みです。

これからも制度を活用しながら、教室の外でしかできない体験を大切にしていきたいと思います。