なぜChatGPTはズレた回答を出すのか?プロンプトの基本と改善例
まいまい 日常
「チャッピー」との会話、ズレてない?
今やすっかり生活や仕事に溶け込み、親しみを込めて「チャッピー」と呼ばれることも増えたChatGPT。
文章作成、アイデア出し、要約、相談相手まで、とにかく便利ですよね。
……なのですが、こんな経験、ありませんか?
「いや、そういうことじゃないねん……」
質問した直後に、思ってた方向と微妙に(いや、かなり)ズレた回答が返ってきて、思わず画面にツッコミを入れるあの瞬間。
実はこれ、ChatGPTが悪いというより、こちらの“プロンプト(指示文)”が曖昧なことがほとんどなんです。
この記事では、
- 💭 なぜズレが起きるのか
- 💭 プロンプトがなぜ重要なのか
- 💭 どう指示すれば齟齬なく伝わるのか
を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
そもそもプロンプトって何?
プロンプトとは、ChatGPTに投げかける指示や質問文そのもののこと。
ChatGPTは「空気を読む」ことができません。書かれている言葉をもとに、
- 🤔 目的は何か
- 🤔 どんな立場で答えればいいか
- 🤔 どのくらいの粒度・温度感か
を推測して回答しています。
つまり、曖昧な指示=曖昧な回答。
これはもう、人間同士の会話とほぼ同じなんです。
なぜ「そうじゃない」が起きるのか
よくあるズレの原因は、だいたい次の3つ。
① 目的が書かれていない
例:
「ChatGPTについて説明して」
これ、ChatGPTからすると情報が足りなさすぎるんです。
- 🌀 初心者向け?
- 🌀 技術的な話?
- 🌀 ブログ用?
- 🌀 3行? 2000文字?
② 前提条件が共有されていない
例:
「いい感じの文章を書いて」
「いい感じ」って、人によって解釈が違います。
- 🌀 カジュアル?
- 🌀 ビジネス?
- 🌀 関西弁?
- 🌀 炎上しない感じ?
③ NGや制約を伝えていない
例えば、
- 🌀 専門用語は使わないでほしい
- 🌀 箇条書きは避けたい
- 🌀 砕けた口調がいい
こういった「やってほしくないこと」を伝えていないと、
「いや、そこは違うねん……」が発生しがちです。
齟齬なく伝えるプロンプトの基本構造
おすすめなのは、以下の順番で指示を書くこと。
- 役割(立場)
- 目的
- 条件・制約
- アウトプット形式
具体例:悪い例 → 良い例
❌ 悪い例:
「ブログ記事を書いて」
⭕ 良い例:
「あなたはIT初心者向けブログを書くライターです。
ChatGPTのプロンプトの重要性について、
『思った回答が返ってこない理由』をテーマに、
カジュアルな口調で1500文字程度の記事を書いてください。
専門用語はできるだけ使わず、具体例を多めにしてください。」
情報量が増えただけで、回答の精度が一気に上がるのが分かります。
ChatGPTは「察してくれる存在」ではない
ここ、めちゃくちゃ大事です。
ChatGPTは賢いですが、
- 🙅🏻♀️ 行間を読む
- 🙅🏻♀️ 空気を察する
- 🙅🏻♀️ 「たぶんこう言いたいんだろうな」と忖度する
ことは基本できません。
逆に言えば、ちゃんと書けば、ちゃんと返してくれる。
「伝わらない」のではなく、「伝えていない」だけというケースが本当に多いんです。
「一発で完璧」を狙わなくていい
もう一つ大切なのが、
プロンプトは会話で育てるものという考え方。
最初の回答がズレていたら、
- 「もう少し砕けた表現にして」
- 「初心者向けに書き直して」
- 「この部分を詳しく」
と追加で指示すればOK。
「いや、そういうことじゃないねん……」と思った時こそ、
「じゃあ、どういうことなのか」を言葉にして投げ返すチャンスです。
まとめ:プロンプトは“説明書”
ChatGPTをうまく使える人は、特別な魔法の言葉を知っているわけではありません。
- 👆 何をしてほしいのか
- 👆 どんな条件なのか
- 👆 どんな形で欲しいのか
を、少し丁寧に書いているだけ。
プロンプトは、ChatGPTに渡す説明書のようなもの。
「いや、そういうことじゃないねん……」が減るだけで、
チャッピーとの付き合いは、驚くほど快適になります。
ぜひ今日から、“伝え方”を意識してプロンプトを書いてみてください。


