もっと詳しく!Windowsのバージョン確認方法ガイド
ライフハック
なつめ
以前、「Windows10と11を一瞬で見分ける方法」をご紹介した記事では、スタートボタンの位置を見るだけでパッと判断できる方法をお伝えしました。
その記事の最後で「もっと詳しいバージョンの確認方法を紹介する」とお伝えしていましたが、ご案内するまでに少し時間がかかってしまいました。
今回はその続きをあらためてお伝えしますので、興味のある方はぜひご覧ください。
というわけで今回は、その「くわしいバージョンの調べ方」について、解説していきます。
どこで調べる?Windowsのバージョン確認方法
バージョン確認方法を3種類紹介します。調べたい内容によって、確認方法を選んでくださいね。
(画像はWindows 11 Homeのものです。Windows10でも操作方法は同じです。)
方法①:詳しいバージョン情報を知りたい
- ステップ1:スタートボタンをクリック
画面の左下(または中央)にあるWindowsマークをクリック。
- ステップ2:「設定」を開く(歯車アイコン)
歯車のアイコンが「設定」です。
見つからなければ、検索ボックスに「設定」と入力して探してみましょう。
- ステップ3:「システム」→「バージョン情報」
「設定」画面で「システム」を選び、次に「バージョン情報」をクリックします。
「バージョン情報」が表示されます。
方法②:簡単なバージョン情報を知りたい(ショートカットキー)
- ステップ1:Windowsキー + Rキーを同時押し
キーボードの左下あたりにある「旗のマーク」と「R」を一緒に押します。
すると、小さなウィンドウが出てきます。
- ステップ2:「winver」と入力 → OK
ウィンドウに「winver」と入力して、「OK」をクリック。
すると、「Windowsのバージョン情報」が表示されます。
ここでは「バージョン」と「ビルド番号」が確認できますよ。
方法③:簡単なバージョン情報を知りたい(検索ウィンドウ)
- ステップ1:検索窓をクリック
画面の左下(または中央)にあるWindowsマークの右横にある検索ウィンドウをクリック。
- ステップ2:「winver」と入力してOK
検索ウィンドウに「winver」と入力してEnterキーを押す。
こちらも方法②と同じ画面(「Windowsのバージョン情報」)が表示され、「バージョン」と「ビルド番号」が確認できます。
サクッとチェックしたいときにおすすめです!
表示される情報の見方
いろいろ表示されますが、チェックするのは以下の項目です。
- エディション:(例:Windows 10 Home)
Windowsの種類を表しています。 - バージョン:(例:22H2)
今どの段階のWindowsかがわかります。 - OSビルド:(例:19045.3693)
より細かい番号で、問い合わせやトラブル対応時に使われることがあります。 - システムの種類:(例:64ビット オペレーティング システム)
「32ビット」なのか「64ビット」なのかがわかります。
Windowsの「バージョン」と「エディション」の違い
パソコンの情報を見ると、「バージョン」と「エディション」っていう言葉がありますね。
似ているようで意味は違う、Windowsの大切な2つの情報です。
どんな違いがあるのか、これから少し説明しますね。
バージョン
「いつのWindowsか」を表します。
例:Windows 10 バージョン 22H2
同じWindowsでもバージョンが違うと、見た目や機能が少し変わります。スマホのOSアップデートのようなものです。
バージョンを知っていると、役に立つことがあります。
- ・ソフトを入れるときに「対応しているかどうか」がわかる
- ・サポート期限を知る手がかりになる
- ・パソコンに詳しい人に相談するときに伝えやすくなる
エディション
「どんな種類のWindowsか」を表します。
例:Windows 10 Home、Windows 10 Pro
エディションによって、使える機能や設定の自由度が変わります。
たとえば「Pro」には企業向けのセキュリティ機能やリモート操作機能がありますが、「Home」にはありません。
まとめると、
バージョン=同じシリーズの中での“時期”の違い
エディション=同じシリーズの中での“機能の幅”の違い
と覚えておくと混乱しません。
少し知ってみてもいいかも
今回ご紹介したのは、
- ・自分のWindowsの「バージョン」の調べ方
- ・Windowsの「バージョン」と「エディション」の違い
の2つでした。
これを知っておくと、困ったときに誰かに聞くときもスムーズになりますし、パソコンとの距離が少し縮まったような気がするのではないでしょうか?
パソコンは「むずかしい」と感じることもありますが、少しずつでも仕組みが分かってくると、使うのが楽しくなってきますよね。
「なんとなく使う」から「少し知って使う」へ。
そんな一歩が、これからのパソコンライフをもっと快適に、ちょっとだけ楽しくしてくれるはずです。